すぐキレる利用者さんが、またキレてきました。
そのとき、すぐキレる利用者さんは、リビングで看護師さんと話していました。
その日は、隣の部屋ですでに就寝中の人がいたので、２人に事情を説明して小さい声で話していただくようお願いしました。
３LDKの狭いマンションホームなので、声が丸聞こえになるんですよね。
言い方もかなり丁寧に「すみません」と謝りながらお願いしたので、言い方に問題はなかったと思います。
看護師さんもすぐに「すみません」と言って、小さい声で話してくれました。
ところが、すぐキレる利用者さんは明らかにムッとした様子で、そのままの音量で話し続けていました。
看護師さんはすぐに帰っていったのですが、すぐキレる利用者さんは、そのままの音量で今度は私に話しかけてきました。
私は「今日は〇〇さんは早めに寝たから、少し小さい声で話そっか」と言いました。
すると利用者さんがムッとして「いつもこんなんやんで」「〇〇さんの部屋、電気ついてるやん」※実際はついていなかった。
と、言い返してきました。
この状態になると、何を言っても無駄なので「じゃあ、勝手にしゃべっとき」と言って、私はキッチンで洗い物をしていました。
すると、利用者さんがキレてコップを机にガンガン叩きつけ始めました。
「〇〇さんはもう寝てるから、人の迷惑になることはやめましょう」と穏やかに言いましたが、よくキレる利用者さんは立ち上がってこちらを睨んで何かを言い捨て、自室へ戻っていきました。
その後、放っておいたら向こうから謝ってきました。
泣きながら謝ってくることもあるので、いつもなら反省しているのかなと思って「もういいよ」と言ってあげるのですが、さすがに今回はないわ。
「謝られても困る。いつも、キレては謝っての繰り返しやん。薬はちゃんと渡すから、当分そっとしといてほしい。もう疲れたから」と言いました。
そもそも、この利用者さんは相手を見てキレるところがあるんですよね。
私はなめられてるので、優しく言ったら言い返してくるし、はっきり言ったらキレられます。
謝ったら許してくれると思っているので、私にすぐキレてくる癖を直そうとしないんです。
キレた後に謝ってくるのも、反省しているからではなく、見捨てられたくないからにすぎません。
こないだも、泣きながら謝ってくるから「もういいよ」と言ってあげたら、その後またすぐに文句を言ってきました笑
なので、謝ってきたところで反省なんて全然してないんです。
私が理不尽なことを言っているのなら、文句の１つや２つ言いたくなるかもしれませんが、私はごく当たり前のことしか言ったことがありません。
たとえば、自分の食器は自分で洗いましょうとか、薬を塗る前に患部を洗いましょう（※医者の指示です）などです。
それも、本人が納得できるように、いつも理由を説明しています。
たとえば「自分でできることを人にやってもらっていたら、自分でできることまでできなくなってしまうから」とか「お医者さんの言うことを守らないと、なかなか治らなくて痛い思いをしてしまうから」などなど。
それでも、絶対に不機嫌になって言い返してきます。
私の仕事は障害者の支援をすることであって、わがままな人間の言いなりになることではありません。
本人の性格の問題も大いにあると思いますが、完全になめられてますね。
なめられている原因として、考えられることは２つあります。
１つは私が優しすぎるから。
こないだも「ハグして」と言われ、一瞬だけハグしてあげたら、抱きついてきて離そうとせず「うちに対する愛を感じるわ」と言われました。
こちらは仕事だから優しく接しているのですが、すぐキレる利用者さんは愛情を感じているようです。
だから、何でも受け入れてくれると思われている部分はあると思いますね。
まあ、私の対応が優しすぎた部分については、改善していこうと思います。
もう１つは、姑のような世話人×２の悪口です。
姑のような世話人×２が、私の悪口も含め、あいかわらず他の世話人の悪口を言いまくっているんです。
だから、キレやすい利用者さんが、他の世話人のことをなめてしまってるんですよね。
こないだも、よくキレる利用者さんが、新人の世話人に対して「あの人、まだ仕事覚えてないねん。だから〇〇さん（姑のような世話人）が文句言うねん」と、新人の世話人を責めるような口調で言っていました。
さすがに、私が「〇〇さん（姑のような世話人）でも誰でもミスはするから、お互い様やねんで」と言いましたが、よくわかっていないようでした。
よくキレる利用者さんは、私たちが仕事ができていないから、悪口を言われていると思っているみたいです笑
実際は、姑のような世話人×２の前日に誰が入っても、絶対に文句を言われるんですけどね。
このように、ただでさえ扱いにくいのに、姑のような世話人×２の影響で、ますます扱いにくくなっているところはあると思います。
とにかく、これからは塩対応を貫こうと思います。
